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ー外構工事のタイミングはいつがベスト?新築・リフォーム別の考え方ー

外構工事のタイミングを考える前に知っておきたいこと

外構工事のタイミングは、家づくり全体の満足度を大きく左右します。なんとなく「家ができてから外構を考えればいい」と思っていると、予算が足りなくなったり、使い勝手の悪い庭や駐車スペースになってしまうこともあります。まずは、外構工事が家づくりの中でどんな位置づけなのかを理解しておくことが大切です。

外構工事は、建物本体の設計や工事と密接に関わっています。玄関の位置や窓の配置、給湯器やエアコンの室外機の場所、雨どいの位置などによって、駐車スペースやアプローチ、庭のサイズは大きく変わります。そのため、建物の計画が固まる前後から外構のタイミングを意識しておくと、無駄の少ないプランを組み立てやすくなります。

新築計画の初期段階から外構も意識する

新築の場合、間取りの打ち合わせが始まったタイミングから、ざっくりと外構のイメージも考えておくと安心です。車を何台停めるのか、庭でどんなことをしたいのか、将来カーポートやサイクルポートを付けたいかなど、ライフスタイルのイメージを共有しておくことで、建物の配置や窓の位置も決めやすくなります。

ハウスメーカーや工務店の打ち合わせの中で、「外構はどうされる予定ですか?」と聞かれたら、タイミングや予算の希望を伝えておきましょう。建物と外構を一緒に考えることで、給排水や電気配線などの工事を効率よく進めることができ、結果的にコスト削減につながるケースもあります。

外構工事のタイミングを後回しにするリスク

「とりあえず家が建ってから考えよう」と外構工事を先延ばしにすると、住み始めてから不便さを感じる場面が多くなります。雨の日にぬかるむ玄関前、夜になると暗くて怖いアプローチ、駐車しづらいスペースなどは、後から改善しようとすると大がかりな工事になりがちです。

また、建物完成後に外構業者を探すと、見積もりや打ち合わせに時間がかかり、入居後しばらくの間は「むき出しの土地」のまま過ごすことになりやすいです。できるだけスムーズに新生活をスタートさせるためにも、外構工事のタイミングは早めに意識しておくことをおすすめします。

新築と同時に外構工事を行うタイミング

新築と外構工事を同時進行するかどうかは、多くの方が悩むポイントです。ここでは、新築と同時に外構工事を行う場合のタイミングと、その特徴について見ていきます。

引き渡し直後に完成を目指すスケジュール

もっとも一般的なのは、「建物の引き渡し前後に外構工事をスタートし、入居する頃にはほぼ完成している」という流れです。この場合、建物の工事が終盤に差し掛かったタイミングで外構工事の着工日を調整し、重機や資材の搬入ルートが確保できるように現場同士で連携して進めます。

このタイミングで外構工事を行うメリットは、引っ越しの段階から駐車スペースやアプローチが整っているため、生活動線がスムーズになることです。荷物の搬入もしやすく、泥だらけになりにくいため、室内の汚れも抑えられます。

新築と同時に外構工事をするメリット・デメリット

新築と同時に外構工事を進めるメリットとしては、次のような点が挙げられます。

・建物と外構のデザインをトータルでコーディネートしやすい
・給排水や電気工事をまとめて計画できる
・引越し時から外構が整っているため生活がしやすい

一方で、デメリットとしては、建物本体と合わせて支払う金額が大きくなり、予算にゆとりがないと外構部分を削りがちになる点があります。また、打ち合わせの時期が重なるため、決めることが多くて大変だと感じる方もいます。自分たちのペースや予算感に合わせて、「どこまで同時に進めるか」を検討すると良いでしょう。

入居後や数年後に外構工事をするタイミング

外構工事のタイミングは、新築と同時でなければいけないわけではありません。入居して生活してみてから、「ここにもう少しテラスがほしい」「子どもが生まれたので庭を整えたい」といった具体的なニーズが見えてくることもあります。

暮らしながら必要な外構を見極める

入居後に外構工事を行うメリットは、実際の生活動線を体感してから計画できることです。たとえば、洗濯物を干す場所やゴミ出しのルート、日当たりの良い場所や風の強い場所など、図面だけでは分からなかった点が見えてきます。

暮らしの中で「ここはもう少しこうだったら便利なのに」と感じた部分を書き留めておくと、外構業者に相談するときに具体的な要望として伝えやすくなります。優先順位をつけて段階的に工事を進めるのも、無理のないやり方です。

資金計画の面から見たタイミング

住宅ローンや頭金、家具家電の購入費用など、新築時はどうしても大きな出費が重なります。そこで、外構工事をあえて後回しにし、数年後に資金に余裕ができてからじっくり取り組むという選択肢もあります。

この場合でも、まったくのノープランではなく、将来外構工事をすることを見越しておくと安心です。たとえば、配管や電源の位置、将来カーポートを立てる予定の場所などは、新築時点であらかじめ考慮しておくと追加工事の負担を減らせます。

季節や天候から見る外構工事のベストタイミング

外構工事は屋外での作業が中心になるため、季節や天候の影響を強く受けます。工事内容や地域によっても違いはありますが、一般的に工事が進めやすい時期と注意したい時期を知っておくと、スケジュールを組みやすくなります。

工事がしやすい季節と注意点

春や秋は、比較的天候が安定しており、気温も穏やかなため工事が進めやすい時期といわれます。職人さんの負担も少なく、コンクリートの乾き具合や仕上がりの面でもメリットが多いです。

ただし、この時期は外構工事の依頼が集中しやすいため、希望のタイミングで工事をお願いできないこともあります。春や秋に工事をしたい場合は、数か月前から相談を始めておくと安心です。

梅雨や真夏・真冬の工事はどうなる?

梅雨の時期は雨天で工事が中断しやすく、スケジュールが遅れがちです。コンクリート打設も雨のタイミングによっては仕上がりに影響が出るため、天候を見ながら慎重に進める必要があります。

真夏は熱中症のリスクが高く、真冬は地面が凍結する地域では作業に制限が出ることもあります。ただし、外構業者の予約が比較的取りやすい時期でもあるため、スケジュールに余裕を持って進められるというメリットもあります。工事内容や地域の気候を踏まえながら、業者と相談してベストなタイミングを決めていきましょう。

後悔しない外構工事のタイミングを決めるコツ

最後に、外構工事のタイミングで後悔しないための考え方を整理します。大切なのは、「いつ工事をするか」だけでなく、「どの段階でどこまで決めておくか」です。

家づくり全体のスケジュールから逆算する

まずは、家づくり全体のスケジュールを整理し、その中に外構工事のタイミングを組み込んでいきます。
・土地探し
・建物の設計・契約
・着工
・引き渡し
・引っ越し

この流れの中で、「外構のイメージを固める時期」「業者に見積もりを依頼する時期」「工事を実施する時期」をざっくり決めておくと、慌てずに準備を進められます。特に、引っ越し予定日から逆算して、どのタイミングまでに外構工事を終わらせたいかを意識しておくと良いでしょう。

複数社からの提案と見積もりを比較する余裕を持つ

外構工事は、業者によって提案内容や得意分野、価格帯が大きく異なります。1社だけで決めてしまうのではなく、できれば複数社から見積もりとプランを出してもらい、比較検討する時間を確保しておきましょう。

比較の際には、金額だけでなく、提案のわかりやすさや担当者の対応、アフターフォローの内容などもチェックポイントです。「この人たちになら任せても大丈夫」と思える業者と出会うためにも、外構工事のタイミングには少し余裕を持たせておくことをおすすめします。

2025.12.19